古庄暢
東北三大祭りの一つ「青森ねぶた祭」が2日、青森市で開幕した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。宵闇を色鮮やかに照らす大型ねぶたの雄姿を一目見ようと、沿道には大勢の観客が詰めかけた。7日まで。
コロナ禍で参加を見合わせた団体もあり、例年より5台少ない17台の大型ねぶたが参加。この日は11台が登場した。午後7時に運行が始まると、笛太鼓のおはやしや伝統の「ラッセラー」のかけ声の中、約3・1キロのコースを練り歩いた。
感染対策のため、踊り手の「ハネト」は抽選で選ばれた人だけが参加でき、沿道の声援は禁止された。
青森ねぶた祭はコロナ禍前、全国から毎年200万人以上が訪れていた。ほかの東北三大祭りの秋田竿燈(かんとう)まつりは3日、仙台七夕まつりは6日に開幕する。(古庄暢)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル